こんにちは。2Fと申します。

あけましておめでとうございます。。。。長いこと間が空いてしまって申し訳ありません。しかも今回はぷよぷよの日記じゃありません。(少しぷよぷよの話もしますが)

今回は、ぷよぷよのプレイ日記ではなく、12月7日から9日まで開催された「C4LAN」というイベントの体験記を(今更)書いてみたいと思います。そのなかで、ぷよぷよプロと対戦もしてきたので、ちょっとした振り返りもしてみたいと思います。

 

C4LANとは

ゲームタイトル・コミュニティの枠を超え、ゲームを遊び倒す持ち込み型ゲームパーティ(LANパーティ)です。 コンピューター、家庭用ゲーム機、ボードゲームなどなど好きなゲームを持ち寄り、同じ空間で遊び倒す3日間。 持ち込みブースでのイベント開催も大歓迎!楽しみ方無限大のLANパーティ

~公式HPより~

要するに「ゲーマーがゲームを持ち寄ってゲームするだけのイベント」です。

オタクが薄暗いところでカチャカチャやってる絵面が想像されますが、しかしこれがめちゃくちゃ面白かった。

 

会場の様子

 

中に入るとこんな感じ。体育館みたいなデカい会場にずらっと並んだ机と中央のメインステージ、配信を映す巨大スクリーンが2つ。

偉いところに来たなぁ!とワクワクが止まりません。

 

企業ブースもいくつかあり、ゲームの体験や大会、マッサージ機、ゲーミングチェア、ゲーミング煮豚、ゲーミング大分土産などバラエティに富んだ物が多く、見ているだけでも楽しめました。企業の方々もみなさんゲーム好きといった感じで、話してみると「あぁ!ぷよぷよ!」とか「僕は格ゲーが好きなんですよ」など、ゲーム好きしかいない国になっていました。移住したい。

私は「3日間観覧のみ」のチケットを買っていたので自分の席はありません。沖縄から飛行機で飛んできたその荷物(できるだけまとめましたがパンパンの大きめリュックと手提げカバン)をもってうろうろしていました。さて疲れてきたし、よく考えるとやることもないな、どうしたものか、と考えているとGzブレインの方が「これからゲーム大会を開くので参加しませんか?」と声をかけてくださいました。

 

Gzブレインでのゲーム大会とアプリ

何でもゲーム大会運営用のアプリを開発中らしく、そのベータテストやゲーマーへのアンケートも兼ねて2時間に1回くらいのペースでちょっとしたゲーム大会を開いているそう。『super bunny man』とか『ブリーフカラテ』とかやっていました。

普通の人たちは席があるのでたまたま声をかけられて気になったら参加して、終わったら帰るスタンスでしたが、私は暇なので何回も大会に参加していました。3日で5回くらい参加してたので、2日目くらいから参加後のアンケートがほぼかけないくらいになっていました。ブースの方も若干困っていて「開けといていいですよ?笑」みたいに言われてしまい、ちょっと申し訳なくなりましたが、いかんせん暇なので参加していました。

面白かった回といえば全部ではありますが、印象に残ったのは『ブリーフカラテ』のトーナメントでの一戦です。ゲームの内容は、パンツ一枚のおじさん(実写)が戦う2Dの格闘ゲーム。気になった方は検索してみるといいと思います。

さてこのブースのトーナメント、C4LANならではと言いますか、結構プロゲーマーとかそのスポンサー企業とかの方が参加してたりします。ブリーフカラテでは「IOデータ」と「ガレリア」のブースの方が対戦していました(IOデータはモニターとかキャプチャーボードとか作ってるメーカー、ガレリアはドスパラとか経営してる小売りの会社。つまり取引先!)。どちらもブリーフカラテは初プレイとのことだったので(どのゲームも基本参加者全員初プレイのゲームが多かったです)、いい勝負になるかと思いきや、どうもIOデータの方が格ゲーマーだったらしく、その場で考えたコンボを決めまくっていて圧勝していました。「格闘ゲームみたい!」

裸のおじさんが戦うコミカルなゲームが一転してバチバチの格闘ゲームの様相を呈し、ギャラリーは実況も含めて大盛り上がり。コンボを決めるたびに完成と爆笑が起こります。「ドスパラにおいてもらえねーぞ!」なんてヤジも飛んでいました。格ゲーマーってなんであんなに口プレイがうまいんでしょうね。

さて、そんなゲーム大会を何で何度も開いていたのか、というのが前述したゲーム大会運営アプリのベータテストのため。3日見たなかで正直これが一番すごいと思った。開発中だし特に許可ももらってないからふわっとしか書きませんが、大会の募集、エントリー、トーナメントの設定、進行、参加者への試合の事前通知、結果の通知、全部一気にできるアプリでした。なんか聞いた話だとトーナメントの方式とかもいろいろ試行錯誤中らしく、どんどん追加していく予定とのことでした。オフラインのゲーム大会(特にゲームセンターで行われる大会)だと参加者がいなくなるとか、周りがうるさくて声が通らないとかで、時間通りに試合を進めるのが非常に大変なんですよね。ぷよぷよだと音ゲーマーが結構多いので試合の合間に別の階の音ゲーフロアでビートマニアやってるとかザラです。運営や参加者のお連れの方が駆けまわったりしているのをよく見ていました。でもこのアプリが実用化されたら進行がかなり楽になると思いますし、実装が待たれますね。

書き忘れていましたが、アプリなのでもちろんオンライン対応しています。ケータイの画面を見るだけなのでオンラインのトーナメント大会すらも進行が可能になりそう。大会ページを作ってエントリーする形なので遅れそうならコメントでメッセージをつけられるし、次回大会を開く際にも通知が行きます。参加者の確保や広報がだいぶしやすい。事前エントリーも直なので参加者の概算も出しやすい。お化けじゃん。大会進行に必須級の神ツールになると思う。

 

ぷよぷよの話

一日目の話。

ぷよぷよ村のゲーマーなのでぷよぷよをもってC4LANに参加しましたが、特に誰とも話せないなぁと思っていました。せっかく買ったスイッチも充電を温存したまま三日過ぎちゃうのかな・・・と考えていたところ、会場で見覚えのある女性を見かけました。ぷよぷよプロゲーマーのtemaプロです。

話しかけようかどうしようか一分くらい近くでもじもじしていたので完璧にやばい人でしたが、勇気を出して話しかけたところ、「握手でもサインでも写真でも」とハイパーフレンドリーな対応をしていただけました。神。でも配信ではめちゃくちゃ人間味があって好きです。神なのに。

しかし私もぷよらーの端くれ。握手や写真よりもレッツぷよ勝負!とばかりにスイッチを取り出しました。普通に負けましたが、リプレイを記念に持って帰ることにしました。それから少し話して紹介していただいたのが大分県eスポーツ協会のブース。そこの「つぶらなカボス」というドリンクがうまいと聞かされ、「薬味のかんきつがそんなにうまいのか?精々酸味のきついオレンジジュースが関の山じゃないか?」と思いながら買ってみると馬鹿うまくて思わずきょろきょろしました。ありがとうございます。取り寄せます。

そのあと同じく教わったIOデータのブースへ。IOデータ社員にゲームで勝てたらゲーミング駄菓子プレゼント!とのことで(ゲーミング駄菓子?)したが、その種目の中に「ぷよぷよテトリス」がありました。いっぱいお菓子もらいました。おいしかったです。USBももらいました。ありがとうございます。

 

二日目の話

会場を歩いているとりべプロがいました。いるところにはいるもんですね。いろんな方とゲームをしつつなぞべーむさんからのインタビューを受けるために来場していたとのこと。

一緒にGzブレインのゲーム大会に出て、大分のカボスドリンクを飲み、ゲーミング自画像を描いて、ぷよぷよの対戦をしていただきました。

temaプロと同じくぼろ負けでしたがこちらもリプレイを取っているので考察と反省の記事を書こうと思います。

りべプロと回っているといろんな方とお会いできます。プロってすごいんだなぁ。そんな中で出会ったのがGongonさん。インバーサスという対戦シューティングゲームの世界1の方です。ぷよぷよで負けました。どっちかというとテトリスのほうが得意と言っていました。この年でアイデンティティが揺るぐは思いませんでしたがいい友人を得られました。

三日目の話

テレビ東京のブースでぷよぷよの放送をすることになり、そこにりべプロとtemaプロが出演、しかも会場参加者からの挑戦を募集する、という発表がメインステージから発表され、いっちょやったるぞという気持ちで挑戦しました。temaさんに挑戦しましたが結果は惜しくも1勝2敗で敗れてしまいました。

この負けが最近では一番悔しい負けでした。

全試合通して操作があまりできておらず、形も見えておらず、愚形製造機だったのですが、一試合目は適当に打った5連鎖が運よく刺さって一勝、二試合目は普通に愚形をとがめられて一敗、三試合目にもつれ込みました。

この三試合目がかなり厳しい試合でしたので、振り返ります(動画はないのですが)。格上、衆人環視のプレッシャー、慣れないコントローラー、緊張、そして実力不足。取り敢えず序盤からあまりいい形が組めておらず、このままいくと飽和連鎖量(フィールドで組みうる最大火力)で負けてしまう、という試合でした。セオリーから行くと、この状況を打破するためには積極的に攻撃を仕掛けていって、相手の形を崩していくことが求められます。私も自分のフィールドで作りうる精いっぱいの催促連鎖を組みました。そして発火色をツモり、発火しようとした瞬間「これが通らなければ負け」という考えが頭をかすめてしまった。一瞬相手を観て(できもしないのに)、「これは撃てない」とためらった動きが盤面に出てしまいました。するとtemaプロから「用意したのを撃ちかねているな、ならそれより大きいのを先に撃ってやるよ」と言わんばかりに大きめの連鎖が飛んできました。「しまった」と感じた時にはもう時すでに遅し。じり貧で攻め込まれて負けてしまいました。

何が悔しいって自分の作った連鎖を信じられなかったこと。取り敢えずうっとけば相手が発火色を引けないとか、たまたま見えてないとかで刺さったかもしれない。とにもかくにも自分の実力をきちんと分かっていればあそこで「動かない」という選択肢は無かった。本当に悔しい負け方をしてしまった。

全然勝てないから負けには慣れていると思っていたけど、全然そんなことはなくて、どんなタイミングであれ勝ちたいと思った試合で負けると本当につらい。あー悔しい。一月経っても全然忘れてない。たしかこっちの発火色は青緑でした。覚えてる。これくらい悔しい。

Esportsですね。


次参加するときの目標

最後に目標をかきます。新年ですし。

C4LANにはまた参加したいです。今度はきちんと席をとって、ゲームを持ってきて、プレイする側で楽しみたいです。

それに際して、ちょっと目標というか、願望というか、結構長いスパンの話なので実現できるかはわからないのですが、一応書いておきたい「やりたいこと」があります。

今回C4LANに参加して「自分から楽しみに行かないとキツイな」と感じるイベントでした。たまたま知ってるプロがいて、そこから友人を作ったり、ブースの方に声をかけてもらったりと助けられるところがありましたが、自分から「やってみよう」と思わないことには楽しめないイベントだろうと思います。「ゲーマーがゲームを持ち寄ってプレイするだけ」のイベントなので、お客様気分で来た来場者は戸惑ってともすればネガティブなことを考えてしまいかねない一面もありそうな気がします。事実Twitterではそのようなことを言ってる方がいらっしゃったらしいです(特に調べてもいないので定かではありませんが、ネガティブなツイートに反発するツイートが回ってきました)。参加するゲーマー一人ひとりには、来場のみの参加者に対して何かをしてあげる義務ももてなす義理もありません。だから来場者が宙ぶらりんになりがちなんですよね。いいか悪いかは置いといて。

さて、ここで私の目標なんですが、そういった「来場者や他のゲーマーを含めておもてなしするブースを作りたい」というのが目標です。そういうことをしていいのかもわからないし、お金があるかも微妙だし、ただ頭の中でそういう人が一人くらいいるといいよなぁ(ていうか多分いるけど増えるといいかな)と思ったのでとりあえず形にしておこうと思います。新年なので。

具体的には「駄菓子」「ゲームプレイ」「交流ノート」「手作り名刺コーナー」あたりを作って、ゲーマー同士の交流の場を作ってみたいと思っています。

多分席を考えると3~5席は必須でしょう。それだけで数万円ですし、モニターとか、ゲーム機、コントローラー、お菓子、椅子、、と、ざっと概算しただけでもおそらく10~20万円くらいかかりそうです。でも、たとえば、「ここを利用するには私のTwitterアカウントをフォローしてね」とかしておくと、もしかしたらぷよぷよやの知名度が上がるかもしれません。「C4LANにタダで菓子を配る奴がいる」となれば参加する人がいるかもしれません。まぁ、実際のところそれだけのお金をすぐ用意はできません。僕はあまりお金持ちではないので。

なので、今年の12月、C4LAN2019winterを目処に頑張ってみたいと思います。一年です。一年計画。できるかはわかりません。応援してください。

ただ、問題があって、周りの席の方々への配慮をどうするとか、50時間を一人で回すのは無理があるとか、ゴミや忘れ物の対策とか、絵に描いた餅で終わる公算もとても大きい計画です。できるかなぁ。。。


ここからは読まなくてもいいです。日記みたいなものなので。

でも、実現したら多分いろんな人とつながれるイベントになります。僕だけでなく、一緒にゲームで遊んだ相手とか、その友達とか、そういった人たち「自分のいる界隈の外の人間」とつながる場所が必要だと思います。「eスポーツ」を盛り上げたいのであれば、「金と人を回して業界をデカくする」意外に道は多分ないと思います。あったとしてもこれが王道であることは認めてくれるでしょう。

そのために一人のオタクに出来ることはほぼありませんが、ミクロのレベルに落とし込めば「ゲーム大会のチケットやグッズをいっぱい買い、観戦をたくさんする」ことになるかなって思います。それのさらに前段階、ゲーム大会やグッズを買うための動機は結局「自分がやっている」「友達/応援している人がやっている・勧めている」の二つが大半だと思います。人は人に惹かれるものだと思うので、人と人がひかれあうような場所は必要でしょう。ネット上なら「esportsの会」がそれに使えるでしょうし、オフラインなら各種ゲームイベント。C4はかなり特殊なイベントで、あらゆるゲームプレイヤーが一堂に会します。ここで交流をすることは多分大事で、トッププレイヤー達は自然とやっています。トップの肩書があるとやりやすいんですよね。逆に、肩書のないただのゲーマーって、プロの前だとどうしても遠慮しちゃうというか、萎縮しちゃうところがあると思うんです(私だけかもしれないけど)。KHUプロとか「100人と遊ぶ」企画をやっていたけど結局行けなかった。なんというか「こんな木っ端が声をかけてもいいものか」となってしまいました。そんなことないのにね。次があるなら参加します。

なんていうか、こういうことしようとすると「SNS金配りおじさん」みたいになってしまうんだけど、私自身が単純に「他の界隈」を探しているんですね。ぷよぷよが大好きなんですが、他の界隈のことを深く知ることができれば、それをぷよぷよにも活かせたりとか、友達が増えれば楽しいとか、そういうことにお金を使うなら多分悪いことではないかなって思うんです。

なんかここまで多分とか思うとか連呼してまいましたが、本当にただの妄想なので根拠もないし、そのままだったらもしかしたら6月くらいには忘れてしまっているかもしれません。計画とか苦手なので。だから形に残して忘れないように意図的に見切り発車しています。頑張りましょう。いのしし年だしね。

2F